
リズムMVの裏側
どうも、SATSUKIです!
まずは告知から…笑
いよいよ明日からiTunesなどの楽曲配信サイトより、the Black Catのリズムが配信されますっ!国内外合わせて34社からご利用頂けますよっ!拍手!笑
ってなワケで、昨日公開いたしました、リズムフルMV、もうご覧になられましたか?
前回のブログで、MVについての触りをお伝えしました。
〇MV制作の際にどんなことを事前に決めているのか・・・
実際に僕が意識した事をお伝えします。
リズムのコンセプト
リズムのフレーズ内でどんなシーンが思いつくか考える
絵コンテ制作
撮影場所を選定(ロケハン)
1.リズムのコンセプト
~前回のブログから一部引用~
「リズム」は都会がメイン情景です。曲のテーマは「新しいスタートを切った主人公の未来への夢と希望」です。新しいスタートって希望だけじゃなく、不安だったり、消極的な心情がありますよね。でも取り巻く環境は憧れた都会。煌びやかな世界にいるわけです。尚且つ、不自然に思われぬように「落ち着き」を演技するでしょう。
メイン情景とテーマがコンセプトです。
2.フレーズ内でどんなシーンが思いつくか考える
MVを見て頂いた方はお分かりだと思いますが、2番でピンポイントな地名が出てきます。しかもそこは有名な場所なだけに、誰もが連想できると思います。実は、この曲を作ったとき、1番の歌詞だった...!それは次回の曲作りに関する話題で話そうと思います。
と、曲中に地名が出てきてもいいし、そうじゃなくとも
「ここのメロ」
「ここのバック」
「ここの歌詞」で
「こんな景色が頭をよぎる」
というのがあると思います。
それをできるだけ多く大切にしてください!
ちなみにこのリズムは、上記の場所や、1番サビ終わりの空へのパーン、2番Aメロ後半のシーン、2番サビの差し込みなどは、めっちゃ頭によぎったシーンです。寧ろこの曲の7割は頭の中によぎったシーンです。
3.絵コンテ制作
写真を撮るときでも、「大体こんな風に...」とアングル確認する前に、絵コンテなどを書いて撮るなんて事めったにしないと思います。その見た目線で撮ればいいから。
でもMVという作品、そして頭によぎったシーンやイメージは、必ずしもいつもの目線とは限りません。
絵が苦手...でもいいんです。誰にも見せなきゃいいのですから。
寧ろ、そうやって書いてみると、「こう撮った方がいい」とか「アングルはこの位置からパーン」とか、具現化できます。

絵コンテなので、実際にはそのまんま撮れる事はないと思います。が、どう撮るかという映像をイメージに近づける事ができます。
一応これも立派な著作物です。なので、必ず絵コンテも表紙の様なものも作っておくといいかもしれません。
とりあえず、この楽曲に関して絵コンテは二種類存在します。笑
一つは頭の中のイメージだけの絵コンテ。「ここはこう!」的なやつのみ。
もう一つは、楽曲全体を通してのイメージとイメージの間の繋げをどうするかという、本撮影用絵コンテ。繋げも考えないと「どうしてここにこれが差し込まれたのか」という、あまり良くないインパクトができてしまいます。そうなるとMV中の曲に耳を置いてもらえなくなってしまいますので、必ずスムーズな繋げを考える事がお勧めです!
4.撮影場所を選定(ロケハン)

通常、絵コンテが出来て撮影会議後に、撮影陣だけが現地に一度赴いて、実際に「どこでどんなアングルで、どういう風に撮る。」という決定を行います。けど、僕たちは自主制作で行っていて、さらに言えばスタート地点。もちろん予算なんてものは自分の所持金です。なので、現地入りが「ロケハン兼撮影」でした。
が、僕個人的にも東京という土地はよく行ってたので、曲を作って絵コンテにする際、そのイメージも「ここでこう撮る」と言うのが決まってました。
なので、Em:ReAとスタッフには地図もあえて渡しました。もちろん何枚も。
意外と「これだけ移動するんだ」と言う事がわかってもらえるので、一か所1シーンに対する集中力も上がるので、マネジメント的にも円滑にかつ進められました。
余談
あと、スタッフには「移動中や撮影と撮影の合間のEm:ReAに指示してる際、色んな素材となる動画や写真をより多く・長く撮っておいてくれ。」と伝えていました。
それが出演者以外のシーンがまさに活かされるわけです。どうしても、「情景を伝える」と言うのが曲だけだったとしてもMVは聴覚と視覚の同時進行。なので、その雰囲気も視覚的に伝える必要があるのです。なので、上記の支持をしました。指示するだけじゃなく、移動中も自分からiPhoneで撮影もしてました。
一応、これがリズムのMVを構成している基盤でもあります!
皆さんのお役に立てれば幸いです!
因みに今回の撮影で使った撮影機材をご紹介...
・iPhone X
・iPhone XR
・スタッフが友達から借りてきた一眼レフカメラ
・ジンバル
・三脚
以上です。実は撮影機材、手持ちの物ばかりです。
序盤の編集は僕が行いました。

最終的な編集はoffice Music Catのthe Black Cat Project運営スタッフの一人が、映像クリエーターの会社を設立している方なので、その方に託させて頂きました。
Producer、Manager、Movie Editorの方々、
そして何より、パッと出てきた僕らをフォローやリツイートで応援してくれている方々に本当に感謝です。
これから、皆さんの期待に応えるべく、これから配信していく作品は、さらに上のクオリティーをご提供していきますので、これからも応援よろしくお願い致します!
今日のブログはここまで!やっぱりコッテリ豚骨ラーメンになってしまった!
次回のブログは、曲作りに関してお送りいたします!
the Black Cat / SATSUKI