Yin-Yang Bass Drive裏話

どうもSATSUKIです!

暑い日々が続いてますね...皆さん、熱中症にはくれぐれもご注意ください!


さて、今回のブログのタイトルでもある、

Yin-Yang Bass Drive裏話

これは、僕SATSUKIと言う人間の姿を少し明かす形になります。

そしてベースマガジン掲載までの流れも・・・!?

Yin-Yang Bass Driveが生まれたキッカケ

これはおそらく誰もが知りたいことだと思います。

それは2年前まで遡ります。


まず、僕の事を「師匠」と煽ってくれているY君が居ました。


ある時、そのY君から

NuTubeって知ってます?次世代型真空管が出されてるんです!」

って連絡が来まして、最終的に・・・

「これを利用したブースターもしくは真空管シミュレーター的な物って作れないですか?」

ってきました。


それからNuTubeをいろいろ調べた結果、「やってみよう」と言う事になりました。


ブースター基盤

正直話すと、このブースター企画は計3個NuTubeを飛ばしたのかな?

けどその甲斐あってか、完成して、Y君に送ってみたところ・・・


「なんすかこれ!ヤヴァイ!」って返ってきました。

当時、Y君は芸術大学の音楽専攻の学科に通っていたのですが、勿論、講師もメジャー第一線で活躍されている方々ばかり。そんな事情も知らずにいたら・・・

「先生に片っ端から弾いてもらったんですけど、マジ好評で・・・数台作ってもらえませんか?」


ここまでがYin-Yang Bass Driveが生まれる前の話

そこから頼まれた台数を作っていく中で・・・

「あれ?って事はDriveも作れるんじゃ・・・」となりまして・・・

試行錯誤して、NuTube5台くらい飛ばしながらも何とか作り上げました。


試行錯誤の歴代基盤


※NuTube 1台¥5,000くらい汗

そして生まれた“Nu Yin-Yang Bass Drive”

所謂、プロトの前の試作品。

完成した時の事を今でも覚えているのですが、昨年(2018年4月)に完成して、音を出したところ、「なんだこのドライブ感・・・チューブドライブ・・・そして凄くアンプライクなサウンドじゃないか」となりました。

僕はもともと、ドライブ感が激しい物などはあまり好まず、ローゲインが凄く好みでした。

なぜなら、ある一定の歪を超えると、音圧や太さ、輪郭が一気に無くなってしまっていてうもれてしまう。市販の歪み系はあまり好きじゃなかったんです。

けど、このYin-Yang Bass Drive (以降Y2BDと表記)は、そこまで歪まないけど、音も太く輪郭を残したまま低域のローゲイン特有のウネリや、ベリーハイのちょっとした歪みの再生に成功しました。


「これは凄く好みで自分が求めてたサウンド。しかも、自分だけのサウンド!」と大喜びし、Y君に「実はさ・・・」と、完成したY2BDを送ったところ、有無を言わさず・・・

「僕に作ってください」

今思えば、これって序章だったなと。


作ってあげた後、好きな一人旅で東京へ行きました。


販売のきっかけ

僕は元楽器店員でした。

仲のいい方が居たので、東京行く際は必ず遊びに行きます。


そこでY2BDの販売のきっかけをくれたのがこの山野楽器 ROCK INN新宿店様。


同年(2018年)のゴールデンウイークに一人旅で東京行ったんですが、東京にはアーティスト仲間も色々いるので、そのうちの一人と予定を合わせてセッションする事に。そのためにY2BDを持参してたんです。

んで真昼間から飲み倒して、お茶の水で楽器屋巡りして、欲しいベース片っ端から音出しさせてもらって、スタジオの時間が迫ってきた2時間前くらいに新宿入り。そこで ROCK INN新宿店に立ち寄りまして・・・


仲良かった方(以降Sさん)に、

「これ作ったんですけど聞いてもらってもいいですか~?」

って弾いてもらったんです。

ここまでで販売する気はサラサラなかった

Sさんがアンプに繋いで音出しした瞬間に


「え?売らないの?これ!」


「!?」ってなりますよね笑


「良いじゃんこれ、売ろうよ!」


一緒に来てた知り合いが

「SATSUKI、鳩が豆鉄砲を食ったような顔してたよ笑」

って。それだけ驚きましたよ。知り合いもかなり驚いてましたがw

けどその「売らないの?」が転機でした。

ここから改良を重ねた・・・

まずプロトタイプは、ケースに窓を付けてNuTubeをみえるようにしていたんですけど、NuTubeの特性的にマイクロフォニックノイズと言う特有のノイズが出やすくなるので、なくしてみたり、その代わりケースに柱で固定してみたり・・・と、基盤回路以外の所にも気を配り、全てを見直して再構築しました。


Yin-Yang Bass Drive Proto


そして、2019年3月に納得したのを山野楽器ROCK INN新宿店様に試奏機1号をお送りしました。


その結果、

「販売開始しよう」

となりました。

勿論販売開始してアナウンスしても動かない

これは想定済みでした。

寧ろメーカーとしても、新参者って、広告費をかけない限り周知が出来ません。


けど有難かったのが、

「ROCK INN新宿店 エフェクターフロア」

と言う事。


ここのエフェクターフロアは日本でも有数の知名度。

デジマートでも展開して頂いてたのですが、おそらくこれがキッカケ・・・

ある時に電話が鳴った

R「SATSUKIさん、あのー、これこれしかじかで・・・」

S「かくかくうまうま・・・なんですとっ!?」


そう、ベースマガジンでコラムを持つthe NOVEMBERSの高松様が「最近気になるエフェクター」としてY2BDを上げられたとの事。


そして

「8月19日発売のベースマガジンで1周年記念特集のイベントを7月に開催します。貸し出して頂いて感想などイベントの内容をベースマガジンに掲載します。」


ここでも...

鳩が豆鉄砲を食ったような顔と反応をしてしまいました。笑

ポッッッ?

ですよ。笑


答えは勿論「Yes」一択ですよね。

でも気になったのは「高松様はどうやってY2BDを知ったのか」ってところでした。


出版社に確認を取ってみたところ・・・

「高松様はエフェクターなどはデジマートなどで常にチェックしてるそうなので、その際に紹介記事を見られ気になったのでは。」


確かに、デジマートでの紹介文はそそられる文章でした。

そこから基盤制作も在庫用を用意しますよね笑


全てが手作業

ベースマガジンの記事にもありますように全て手作業です。

ケースの穴あけ加工、ケース内配線、基盤構築(プリント基板ではない)・・・

なので、ユニットの活動などもありますので、受注生産と言う形をとろうと考えていたのですが、うちでの在庫を各店舗用に一台ずつ持っておこうと思いました。その方がお客様にお待たせする事がないので。


Cat Hand Craft / Yin-Yang Bass Drive (Y2BD)

こうして出来上がったYin-Yang Bass Drive (Y2BD)。


しっかりとoffice Music Catオフィシャルサイト内でもご紹介しております!


Cat Hand Craft / Yin-Yang Bass Drive (Y2BD)

http://www.officemusiccat.com/cat-hand-craft


後々、オフィシャルサイトやそのほかの地域での販売も考慮していこうかなと思っています。

その際は改めてアナウンスいたしますので、今後とも宜しくお願い致します。


余談

実は・・・レパートリーはY2BDだけじゃないんですよw

ちゃっかり販売に向けての試作を繰り返している中で、たまたま生まれた機種や考察の際に生まれた機種などもあったり・・・笑

まだ販売は考えていませんが、その内ねw

じゃそれらを画像だけでご紹介www


左から・・・

  • Tube Clear Booster proto

これは前段階で出てきたY君が「NuTubeでブースター作って欲しい」と言う依頼の元で、作ってあげた機種を更に改良したモデル。Tone摘みを付けました。

フットスイッチがない、と気になった方も多いのでは・・・?これには理由がありまして、まず、マイクロフォニックノイズ対策として常にONの状態。なのでBoosterと言っておきながら、Tubeシミュレーター的な物になります。


  • Nu-Gain Booster proto

これは、実はY2BDが生まれると同時に出来上がった作品です。Y2BDの構築にあたって2パターン設計。思惑としては自分の中では失敗作。が、いざギターにさして弾いてみると・・・「おい、ギター用に使えるじゃん!」と言う事で、活かしています笑

これはGain・ToneSW・Tone・Masterで構成されています。ToneSW(ToneON/OFF)をつけた理由は、ToneONにして使用した時と、OFFにして使用した時とじゃ低音の豊かさが違います。ONにすると若干枯れた音。OFFにするとファットな音。そしてこれがアンプと出音の相性も変わってくるので、ToneSWは付けておかねばと言う事でこうなりました。


  • Yin-Yang Bass Drive Proto

これは説明を省きますね。





↓極めつけがこれ↓


  • Yin-Yang Bass Drive Pre-Amp proto

豪勢なNuTube二台使用。これは単刀直入に言うと失敗しました。EQ回路の改善が必要。身の回りが落ち着いてき出したら改良をしていこうと思っているのですが、どうもMIDとLowの効きがイマイチ。そして効きがイマイチなのは電力的にも足りないのかな・・・と。9V駆動前提なのですが、18Vに対応させた方がいいかもしれない。


これは製品化できないなと。

けど内容はかなり充実しています。


上段左から

Gain・BIAS・HighCut・Master

下段左から

Low・MID・Treble


DI out (Dry/Wet SW)


これが製品化になったら・・・ハイエンド価格になってしまう可能性が・・・笑

Y2BDの倍は軽く超えてしまう可能性の方が高いので、現実味がないので封印しておきます笑

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter

copyright©2019 office Music Cat all right reserved